かんじる しみる
寒暖の差が大きいとそれだけでごしたく、体調を崩しがちです。
コロナ対策がインフルエンザ対策にもつながっているので
例年よりも風邪やインフルエンザにかかる人は
減っているようですが、余計な誤解を避けるために
おちおち風邪もひけないといった息苦しさもありますね。
さむさ(寒さ)は服を着こめば和らぎますが、厚着をして走りながら
新聞配達をしていると汗をかいて余計に体を冷やしてしまうため
配達中の服装は普段のものより気を使います。
以前長野市で新聞販売店の修行をしていたころに厚着のせいで
風邪をひいたのが教訓になっているのですが、
北信では年配の人は寒いというのを「かんじる」と言っていました。
おそらく漢字にすると「寒じる」でしょうか?
同じようにこの辺りで使う「凍みる」という言葉も
意味は伝わるようでしたが、
凍み豆腐については高野豆腐や凍り豆腐と言っていたので
深く根付いた言葉というわけでは無いようです。
僕が「かんじるねえ」と言われて「何を?」
と聞き返してしまったように
方言は知らない人には伝わりづらいですが、
自分で話すときは共通語よりも気持ちがこもりますよね。
僕が本当に疲れた時はごしたいとかんじるのも
その辺りに理由がありそうです。
を伝える言葉