【令和3年2月】お便り

【令和3年2月】お便り

2021年3月10日
お便り
202102_お便り

かんじる しみる

寒暖の差が大きいとそれだけでごしたく、体調を崩しがちです。

コロナ対策がインフルエンザ対策にもつながっているので

例年よりも風邪やインフルエンザにかかる人は

減っているようですが、余計な誤解を避けるために

おちおち風邪もひけないといった息苦しさもありますね。

さむさ(寒さ)は服を着こめば和らぎますが、厚着をして走りながら

新聞配達をしていると汗をかいて余計に体を冷やしてしまうため

配達中の服装は普段のものより気を使います。

以前長野市で新聞販売店の修行をしていたころに厚着のせいで

風邪をひいたのが教訓になっているのですが、

北信では年配の人は寒いというのを「かんじる」と言っていました。

おそらく漢字にすると「寒じる」でしょうか?

同じようにこの辺りで使う「凍みる」という言葉も

意味は伝わるようでしたが、

凍み豆腐については高野豆腐や凍り豆腐と言っていたので

深く根付いた言葉というわけでは無いようです。


僕が「かんじるねえ」と言われて「何を?」

と聞き返してしまったように

方言は知らない人には伝わりづらいですが、

自分で話すときは共通語よりも気持ちがこもりますよね。

僕が本当に疲れた時はごしたいとかんじるのも

その辺りに理由がありそうです。

を伝える言葉