【令和4年12月】お便り

【令和4年12月】お便り

お便り

こたつ・あんか・バーベキュー

腐屋を母方の祖父が営んでいたという事を成人してから知り
小さなころから好物だったことに妙に納得したことがありますが、
夏場に冷奴やサラダで活躍していた勢いそのまま
冬もスープや湯豆腐など日々我が家の食卓で活躍中です。
 ところで、冬に活躍する「豆」といえば私の子供の頃は豆炭が
まだまだ現役だったのですが、豆炭コタツやあんかは
最近なかなか見かけなくなりましたね。

の特性上、燃焼時に一酸化炭素を出すので
コタツに潜り込んでいたら引っ張り出されましたし、
あんかや湯たんぽは低温やけどに気を付けるよう
口酸っぱく言われていたので子供の頃はなんとなく
怖いものという印象があったのですが、
そのあたりの記憶も今になると懐かしいものですね。
 電気こたつやカーペット、エアコンの手軽さに追いやられた感のある
豆炭ですが、簡単に着火できて一定の温度で長時間燃焼する
という利点から最近はバーベキューなどアウトドアでの利用で
新たな注目を集めているようです。 
薪ストーブも最近では贅沢な趣味として認識されてますし昔ながらの
ものには何か人の心をひきつける部分があるのかもしれません。
そんな風に人の愛着に支えられているのは新聞も同じ。
こうして今年最後のお便りをお届けできるのも
皆様のご愛顧のおかげです。本年もお世話になりました。
寒さもますます厳しくなりますがどうぞご自愛ください。

の行方