秋の味覚 きのこの
言
われてもなかなか実感がわきませんが、暦の上ではもう秋ですね。
9月の半ばを過ぎてもまだまだ昼間の日差しにはクラクラしますし、
そんな中で農作業をされてる方をお見かけすると頭が下がる思いがします。
秋の収穫を祝い、農作業の苦労を忘れるという意味合いの「秋忘れ」
という言葉があるそうですが、苦労を乗り越えた後にはしばし雑多な事は忘れ、
のんびりできる時間を持ってもらえたらと思います。
葉
の色づきが山をにぎわせるにはまだ時間が必要ですが、
秋刀魚、栗、さつまいもなど秋の味覚を食べる機会があった方は
もういらっしゃるのではないのでしょうか?
流通や栽培の技術の発達によって食の季節感も薄れつつありますが、
やはり旬の食べ物をいただくとウキウキしてきますね。
そんな秋の味覚の一つ、きのこが「言葉」を使って意思疎通している
可能性があるというのはご存じですか?
イギリスの科学者がきのこの発する電気信号のパターンを分析したところ、
人間の言語に似た特徴を持っていることを発見したとのこと。
よく使われる単語も15~20個ほどあるそうです。
もちろんまだ研究の途中なので断言はできませんし、
「言葉」を使っていても思考の形態は人間とは異なるでしょうから
きのことおしゃべりが出来る未来がくるかどうかはわかりませんが、
なにやら童話の世界に入り込んだみたいでワクワクしますね。
…とはいえ今後きのこを食べるときに思い出すと
少し申し訳ない気持ちになりそうなので、
その時は器用に忘れておいしくいただきたいですね。
僕にとっての「秋忘れ」です。
とは?