【令和3年3月】お便り

【令和3年3月】お便り

お便り

春の味覚の

ふき

つける風に恐れをなして
昼間もバイクに乗るのを避けていましたが、
最近は朝の配達時にも乗ってみようかと思うくらいに
暖かくなってきましたね。
この冬は寒さが厳しい日も少なく感じていましたが、
やはり暖かくなると心身ともに
活気づいてくるように思います。

やま(野山)の草木も活気づいてきているようで、
先日お客様の家に届け物をした際
ふきのとうをおすそ分けでいただきました。
子どもの頃から他の山菜と違って
なぜかふきのとうはほろ苦さも込みで好きだったのですが、
レシピを調べてみると炒め物やグラタン、パスタなど
色々な食べ方があるんですね。
それでも僕はやはり天ぷらとフキ味噌が好きですが・・・(笑)

とう

き(冬季)、それも年が変わる前に採れるふきのとうは
冬季花蕾と呼ばれ
ふき本体に一つづつしか採れないそうです。
もともと冬に黄色い花が咲くことから
冬黄という字があてられていたそうですから
ふきのとうはどちらかというと冬のものなのでしょうが、
長い冬を越え芽吹く姿は
春の訪れを伝えてくれるような
印象がありますよね。
去年と今年では
世界全体が大きく変わりましたが、
変わらず訪れた春と同じように
皆様もつつがなく
穏やかな日々を
過ごせますように。